耐候年数は保証値ではありません！！

みなさんこんにちは！プロタイムズりんくう泉南店です(^^)/

塗替えを検討されている方は、『今回塗装した後、次の塗り替えはいつになるだろう』と気になる方も多いと思います。

ですが、それを正確に把握することはとても難しいです。

塗料にはそれぞれ目安となる基準があります。それを塗料の『耐候性』といいます。

ほとんどの塗料のカタログには耐候性の根拠として『促進耐候性試験結果』が記載されています。メーカーによっては試験結果に基づいた『期待耐候年数』(どのくらいもつか)を公表しています。

促進耐候性試験とは、太陽光、温度、湿度、降雨などの屋外環境条件を人工的に再現して試験体の劣化を促進させ、製品・材料の寿命をある程度予測できるようにした試験のことです。

この実験から光沢保持率がグラフ化されます。塗膜の分子構造の破壊は『艶落ち』となって表れるからです。

カタログに記載されている耐候年数とは、メーカーによって様々ですが、この試験で光沢保持率が80％以上保たれている時間から算出されたものとなります。（300時間を約1年相当としているカタログが多い）

ですが、これはあくまであくまで机上テスト値であり、実際の塗装は住宅の環境条件や方角、日射角度、現場の施工方法、色調によっても大きく変わります。

15年持つと言われていた塗料でも、それよりも早く塗替えが必要になる場合もあれば、反対にそれ以上持つ場合もあります。

ですので、見積もりを提示された際に「これは何年持つ塗料です」と説明を受けることがあると思いますが、それは保証値では無く、あくまでも施主様に分かりやすく伝える為の目安としてお考え頂ければと思います😉

塗替えのタイミングはライフプランニングや他の修繕のタイミング等もあるかと思いますので、総合的に考慮し判断するのが良いかと思います。塗替えに悩まれている方はご相談だけでもOKですのでプロタイムズりんくう泉南店へお気軽にご連絡くださいね(^^)/