長時間、紫外線や雨風にさらされると外壁は経年劣化が避けられま

せん。　外壁の場合、その劣化を見逃さずに、適切な処理をしてか

塗装することが大事です。

（モルタル編）

モルタルは経年劣化によるクラックが発生しやすい素材です、

モルタルは水を使って砕石と砂を合わせ、乾燥させてつくるため

モルタル自体の収縮や構造木材の乾燥収縮などによって、表面に

微細なクラックが発生しやすい素材で特に日がよく当たる建物の

壁など面積の大きい面ででは、乾燥収縮による亀裂を防ぐことは

難しくまた夏の建物の膨張と冬の収縮を繰り返して大きくなった

クラックから雨水が侵する恐れがあります。

小さなヘアークラック（0.2～0.3ｍｍ以下が目安）は刷り込みによ

る補修が必要で微弾性フィラーやセメントフィラーなどの下塗り材

を、ラスターなどの硬い刷毛を使ってクラックの中に刷ろこんで

補修をします。

危険度の高い構造クラック（幅が0.3㎜以上で、深さが5㎜以上ある

大きなひび割れ）を放置すると基礎の強度が低下し、建物を支えら

れなくなる危険もあります、微細な地震などの要因でひびが動くこ

ともあるため、弾力性の高いシーリング材でひび割れを埋めること

が、大切です。手順は、シーリングが十分充填できるようクラック

を、工具でＶ字にカットして、そこにプライマーを塗布してから

シーリング材を充填します。

劣化の素材や程度によって異なるので必ず適切な補修をしましょう。

プロタイムズりんくう泉南店では、外装劣化診断士が多数在籍しています。泉州地域（泉南、阪南、岬など）で屋根・外壁の塗り替えをお考えの方は、お気軽にご相談ください。