新築してから10年を経過すると、外壁の汚れや劣化が気になりだします。どのような素材でも、タイミングの違いはありますが塗り替えは必要です。

「塗り替え」というと、多くの人が見た目をキレイにする為（美観を保つ）と思うのではないでしょうか。しかし、それに加え、大切なお住まいを長く守る（建物を保護する）ことも塗り替えの目的です。建物を塗膜（塗料が固まったもの、塗料の膜）によって防水し寿命を延ばしてあげる。建物は、毎日雨や紫外線を浴びているため、塗膜は日々劣化していきます。それを塗り替えもせずに放置すると、雨漏りを引き起こしたり、下地を腐らせてしまうことにつながる可能性があります。

このように、塗り替えには建物を劣化から護る保護機能と長期にわたり美しさを保つ美装機能があります。さらに、最近では低汚染・防カビ・遮熱など様々な機能を付与することも塗り替えの目的になっています。

建物を保護し、美観を保つためには、最も適切な塗料を選び、誤りなく使用することが重要です。木材や鉄を放置すれば、朽ちたり、錆びたりして自然に帰ろうとしますが、塗装することにより、劣化や腐食から保護し、寿命を延ばすことができます。

建物も長い間、紫外線などの外的要因にさらされることで塗膜は劣化していきます。日本の住宅の平均寿命はおよそ30年といわれていますが、その間塗り替えをしないままだと塗膜が劣化し、外壁材などが直接雨や紫外線を受けてしまうことになります。

大切なお住まいを長持ちさせ守っていくためには、適切な時期に、適切な塗料で塗り替えをすることが必要になってきます。

紫外線を浴びやすい南面と浴びづらい北面では劣化の状況も進行度も異なります。一般的に10年といわれますが、8年を迎えた頃から意識してチェックしてみてはいかがですか。そして気になるところがあれば、プロに診断・相談してみるとよいでしょう。

プロタイムズりんくう泉南店では、外装劣化診断士が多数在籍しています。泉州地域（泉南、阪南、岬）で屋根・外壁の塗り替えをお考えの方は、お気軽にご相談ください。