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色選びのポイント

外壁の色選びの際、何に気をつけたらいいのか意外とわからないものです。自分の家なのだから好きな色を選べばいいのでは?と思われる方もいるかもしれません。しかし、安易な考え方で選ぶとその先短くても7~10年は同じ色です。

そこでここでは、色決めの基本ポイントをまとめてみました。

1.落ち着いた色をベースにする

赤系、青系、などの原色や派手な色を選ぶのではなく、まずは、茶系、ベージュ系、グレー系などの落ち着いた色をベースに選びましょう。

2.汚れが目立ちにくい色を選ぶ

外壁に付着する汚れには様々なものがありますが、ほとんどの汚れの色は中間色(砂や土埃は薄茶・黄土色で、苔やカビは緑を含んだ薄茶のような色)です。それらをカモフラージュしてくれる色(グレー系やベージュ系)を選びましょう。

3.大きめの色見本で確認する

面積の大小により色の見え方が変わります。大きな面積になると、明るい色はより明るく、鮮やかな色はより鮮やかに、暗い色はもっと暗く感じます。

4. 朝昼夜、晴れ曇りで色を見る

天気によっても色は変わります。例えば太陽光の光が多く、反射率の高い晴れの日には全体的に色が明るく感じ、夕方は太陽光が赤みを多く含むので色味が変化します。いろんな天気、時間帯でチェックしてみましょう。

5.標準色をベースに色を選ぶ

できる限り色見本帳にある塗料メーカーの標準色の中から選ぶことをおすすめします。標準色であればある程度その色での施工実績があるため、不安であれば施工店に頼み、そのお家を見せてもらうことでよりイメージしやすくなります。

6.周辺環境に配慮する

お隣のお家と同系色にすることで環境に馴染んだ家となり、違和感を感じにくい仕上がりになります。

7.塗替えシミュレーションをしてみる

この色だと家の全体像はどのようなイメージになるか、というのが画面上もしくは紙上で確認することのできる方法のことです。家全体を俯瞰してみることもできイメージがしやすくなります。

8.屋根、付帯部の色決め

屋根は、外壁に比べて濃い色を選びましょう。メリハリをつけることで家全体が締まった印象になります。

付帯部の色決めは、屋根や外壁に使用した色と同系色のものを選ぶことで失敗する可能性が少ないでしょう。

いかがでしたか。外壁の色決めとなると、多大な選択肢があり、失敗しないための判断基準は意外とたくさんあるな…と思われたかもしれません。上記を参考に外壁の色決めを進めてみてはいかがでしょうか。

プロタイムズりんくう泉南店では、外装劣化診断士が多数在籍しています。泉州地域(泉南、阪南、岬)で屋根・外壁の塗り替えをお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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