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地震への備え
2022年05月10日(火)
一定の強さの地震が起きても倒壊または損壊しないように、建物の「耐震基準」は「建築基準法」で定められています。1981年(昭和56年)6月に施行された新基準と、それ以前の旧基準で区別されることが多いのですが、その後も改正を重ね2000年(平成12年)6月に現行の耐震基準となりました。2000年5月以前の住宅は現行の耐震性を満たしていない場合も多いのが現状です。
下記の項目にあてはまる方は「耐震診断」をおすすめします。
1.1981年5月31日以前に建てた
2.2000年5月31日以前に建てた
3.屋根や外壁の手入れをしていない
4.基礎や外壁にひびがある
5.和瓦、洋瓦などの重い屋根である
6.1階に壁が少ない
7.建具の建てつけが悪い
8.床の傾きを感じる
政府や自治体では、地震に強い家の割合を高めるために「耐震補助金制度」をもうけています。広報誌などで告知を行っていますので、ぜひお住まいの自治体の窓口にお問い合わせください。
最後に、すぐにできるいざという時のための備えをお伝えします。
玄関まわりや廊下は避難のために物は置かないことが基本です。物を置きっ放しにせず、いつもキレイに片付けておきましょう。
きちんと片付いていないと非常時に必要な物がすぐに探せません。定位置を決めておきましょう。「非常用持ち出し袋」は寝室や玄関に。懐中電灯などは何ヶ所かに置いておくのがベストです。
できるだけ不要な物は処分して、非常用の食料や水、生活用品などの備蓄スペースを確保しましょう。かさばる水などの段ボールには中身が分かるように目印をつけます。どこに何をしまっているのか置き場所を家族で共有しておきましょう。
使う機会がないと忘れがちな備蓄品。非常食や水などの消費期限や、電池やバッテリーの劣化など、年に1度は点検しましょう。中身の見直しも忘れずに行いましょう。
プロタイムズりんくう泉南店では、外装劣化診断士が多数在籍しています。阪南市、泉南市、岬町で屋根・外壁の塗り替えをお考えの方は、お気軽にご相談ください。
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